昆布だし

鰹節と昆布を使った簡単で、

とても美味しい出汁の取り方を知り、

驚いてしまいました!

 

鍋、味噌汁、おでん、お吸い物、煮物など、

様々な和食にそのまま使えて万能な、

1.5番だしがとにかく凄いんです。

 

1月17日のNHKあさイチの、

「夢の3シェフ競演シェフのハマリ鍋」で、

新宿割烹中嶋の中嶋貞治シェフが、

「サーモンとディルの白みそ鍋」用に取ったのが、

家庭でも使える1.5番だしでした。

 

中嶋シェフの1.5番だしは昆布を取り出さない!

 

中嶋シェフの1.5番だしレシピは、

一般的に知られている、

昆布と鰹節を使った出汁の取り方とは、

違うものだったんです。

 

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一般的な出汁の取り方

 

普段、私が出汁を取る時のやり方は、

鍋にたっぷりと水を入れて、

10cm程度の大きさの昆布を加え、

30分ほど浸しておくんですよ。

 

あらかじめ、だしパック(お茶パック)に、

鰹節10gを入れて用意しておきます。

 

30分経過後、中火で鍋を熱し、

沸騰する直前で昆布を取り出した後、

鰹節入りのだしパックを入れて、

弱火で3分ほど加熱。

 

ボウルにザルを置いて、

鍋の中身をザルに上げたら、

和風出汁が完成します。

 

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沸騰直前で昆布を取り出さない理由

 

沸騰してからも昆布を入れたまま加熱すると、

出汁の味に、えぐみが出ると、

以前、教わった記憶があるんですよ。

 

だから、昆布と鰹節で和風出汁を取る時に、

沸騰直前で昆布を取り出すことが、

当たり前のことだと思っていました。

 

でも!それが思い込みだったんです。

 

今朝のあさイチで、

中嶋シェフの1.5番だしの取り方を見て、

本当に驚きましたよ。

 

出来上がった出汁の色が、

黄金色で美しく、

見るからに美味しそうなものでしたから。

 

中嶋シェフの1.5番だしの取り方を、

紹介していきますね。

 

出汁の取り方!中嶋シェフの1.5番だしレシピ

 

まずは1.5番だしを取るのに、

必要な材料を揃えましょう。

 

<材料>

  • 水    1000ml
  • 昆布   1枚(約10cm角)
  • 鰹節   30g

<用意するもの>

  • ボウル
  • ザル
  • キッチンペーパー

 

※あらかじめボウルの上にザルを置き、

ザルにキッチンペーパーを広げておきましょう。

 

キッチンペーパーは、

出汁を濾す時に使うので、

リードクッキングペーパーのような、

フェルトタイプの厚手のものがおすすめ。

 

<出汁の取り方>

1.昆布の表面に白い汚れがついていたら、

キッチンペーパーか、

乾いた布巾で拭き取りましょう。

 

2.鍋に水と昆布を入れて、

沸騰するまで強火で加熱します。

 

3.沸騰したら弱火にし、

鰹節を一気に入れましょう。

 

※鰹節を入れてから、

お湯がふつふつし過ぎないように、

必ず弱火にするのがポイント!

 

4.沸騰してから3分、

灰汁を取りながら弱火で加熱します。

 

5.あらかじめ用意しておいた、

ボウルを下に置いた、

キッチンペーパーを敷いたザルの上から、

鍋の中身を流し込み濾したら、

1.5番だしの完成です!

 

キッチンペーパーの上に残った、

鰹節や昆布は絞らないようにして下さいね。

 

中嶋シェフ曰く、

多少、出汁が濁っていても気にせず、

そのまま料理に使って大丈夫とのこと。

 

旨味が残っている証拠ですね。

 

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まとめ

 

中嶋シェフの1.5番だしは、

和食に万能に使える優れもの。

 

沸騰してからも、

昆布を取り出さないというのは、

本当に新たな発見で驚きました。

 

今後、和食を作る時には、

中嶋シェフの1.5番だしレシピが、

欠かせなくなりそうです。

 

ぜひ試してみて下さいね。