こんにちは。おめかし着付け師のなほ子です。
今回は私が着物を着始めた時に気になっていた洋装ミックスコーデについて書きたいと思います。
たまに着物に靴を合わせたり、襦袢の代わりにシャツやタートルを着ている人を目にしたことはありませんか?
実際に自分で着てみたらどうってことなかったのですが、初めて着るときはどうなってるのかよくわかりませんでした。
なので、今回は「洋装ミックスコーデをしてみたいけどどうなってるの?」を解説していきたいと思います。
私はたまに着物のコーディネートを頼まれることがあります。
今回は熊本で活躍しているおとまむ系ロディ、略してオトロディの彼女たちからご依頼があったのでそのコーデや着付けの説明をしていきます。
レースの着物の中にフリルシャツとプリーツのパンツをはいたコーデ
今回はトルソーの着付けと、実際に人に着せたコーデを載せていきます。
この着方は簡単で、襦袢を着ずにシャツにパンツ、ブーツの上からそのまま着物を着せています。
襦袢を着ないので襟芯がないので、襟は詰め気味に着せています。
※写真では私物のプリーツのパンツを着ています。
トルソーには黒シャツがなかったため着せていませんが、裾除けにレースを縫い付けたもので着せ付けています。
プリーツの裾除けも売ってあります。
もしプリーツのスカートやパンツを持っていたらそれで代用できます。
お裁縫が得意な方は、二部式の裾除けにプリーツやチュールを縫い付けたものを使用すると可愛いです。
ちなみに、私はお裁縫が苦手なのでいとこに縫ってもらいました。
古着屋さんに500円で売ってあった裾除けを何枚か購入し、黒や白のレースやチュールをいとこに縫い付けてもらいました。
フリマアプリでロングスカートを手に入れても安上がりですみます。
裾除けに縫い付けたものは着心地は変わりませんが、プリーツスカートの場合はごわごわしたり、暑かったりすることもありますのでご注意下さいね。
今回のコーデは帯の代わりにGUで購入したコルセットベルトを使用しています。
おはしょりの厚みがあるので、ベルトのヒモを緩めました。
緩めたので中の伊達締めが見えてしまったので、黒の布を挟み込んでいます。
ベルトなので後姿はすっきりとしているので、遠くから見るとワンピースのように見えませんか?
黒の兵児帯をコルセットベルトの上からぱたぱた結びにしようかと思いましたが、あまりボリュームが出なかったのですっきりとしたコーデにしました。
ゴスロリを着る方ならコルセットでも可愛いかもしれません。
いつか挑戦してみたいと思っています。
着物が短い時にオススメ♪
プリーツなどを下に着る方法は着物が短い時にとっても活躍できます。
なぜかというと裾を短く着付ける分で、おはしょりが作れるのです。
私は背が低いのでおはしょりが作れないほど小さな着物はあまりありませんが、167cmの友人はいつも困っています。
裄(腕の長さ)も長いので、手が少し見えます。
ですがシャツを着ていればつんつるてんになるのは回避できます。
裄が短い着物は、大きめのバングルをつける、手袋をはめる等で誤魔化しがききます。
浴衣を前結びで着付け、赤眉・鬼のツノのメイクで
撮影した季節は9月でしたが、気温が暑かったので浴衣を着てもらいました。
この帯は名古屋帯ですが、アンティークの着物をリメイクしてあるのでとても短いです。
このアンティーク名古屋帯は帯芯が入ってないので扱いやすいので半幅帯と同じような使い方をしています。
今回は前で大きな文庫にしています。
前で結ぶので、後ろはすっきりした姿になります。
写真では見えにくいですが帯揚げ、帯締めは使わずに黒のベルトをアクセントに使っています。
セクシー担当なので、胸元は大胆にあけて足が見えるように上前を腰紐に挟み込んでスリットが入ったように着付けました。
この着付けは着崩れしやすいです。写真だけ撮るとの事なのでやってみました。
メイクが上手なのでこのコーデにあわせて赤眉にしていました。鬼のツノを自作で作ってきていました。
着付けにあわせてヘアセットやメイクをしてくれるのでこちらも楽しいです。
今回は着物と洋服とミックスさせたコーデ2点について、説明しました。
この次は短く着せ付けたコーデ2点について書きたいと思います。
オトロディの紹介
九州から世界を侵略オトロディワールド!
アニメやマンガ、コスプレが大好きなサブカルガール7人組ユニットです♡
熊本を中心に九州・関東でもライブを行っており、セルフプロデュース、セルフ運営で
サブカルチャーの魅力を世界に届けるため活動を行ってます!
HPアドレス
http://otolodi.jp/