調味料の黄金比率って知っていますか?
調味料を混ぜ合わせる比率を変えるだけで、
いつもの煮物や親子丼が絶品になるんですよ。
今、世界中で和食がブーム。
和食は無形文化遺産に登録されたので、
注目度が益々上がっています。
料理によって調味料の比率を変える和食は、
とっても奥深いもの。
黄金比率を知っておくだけで、
和食調理の腕も、
グレードアップするかもしれませんよ。
調味料の役割の違い、知っていますか?
和食の基本の調味料は、
醤油、みりん、酒ですよね。
酒ではなく、出汁という場合もあります。
料理の種類によっても、
使う調味料は違ってきますが、
まずは、醤油、みりん、酒を基本に考えてみましょう。
醤油、みりん、酒の役割
まずそれぞれの調味料には、
どんな役割があるのか知っておくのがお勧め。
醤油は色、味、香りを出します。
加熱をすることで芳ばしくなり、
食欲をそそりますよね。
大豆、塩、小麦を原料として作られていて、
和食には欠かすことが出来ない調味料です。
みりんは照りやツヤを引き出します。
煮崩れを防ぐことが出来るので、
煮物に入れるとキレイな仕上がりに。
お米から作られる調味料で、
糖やアミノ酸も含んでいます。
酒はアルコールの効果によって、
食材に味を染み込ませやすくします。
魚や肉の臭みも消し、
柔らかくしてくれる効果もありますよね。
主にお米と米麹から出来ているんですよ。
しょう油、みりん、酒は、
全て発酵させて作られる調味料です。
発酵させているのに、
材料や過程が違うことで、
全く違った風味になるのが面白いですね!
この基本の調味料を使った、
料理ごとの黄金比率を解説します。
煮物の黄金比率
魚の煮付けは醤油:みりん:酒を2:3:4で作ると、
魚の臭みも消えて美味しく仕上がります。
肉じゃがの場合には、
醤油:みりんを3:2の割合にすると良いでしょう。
肉豆腐は醤油:みりん:酒を3:8:2の割合にします。
醤油を入れ過ぎてしまうと、
豆腐が醤油の風味を吸ってしまうので、
塩辛くなってしまいますよ。
煮物の具材によっても割合が異なってくるので、
注意が必要です。
丼ものの黄金比率
丼ものの味がいまいち決まらない、
という場合には、
黄金比率をしっかりと守って作ってみると良いですよ。
丼ものの代表的な親子丼や牛丼には、
酒ではなく出汁を使った黄金比率がお勧めです。
醤油:みりん:出汁を1:1:4にしましょう!
かつ丼など揚げ物を使った丼ものは
つゆを吸ってしまいますが、
このままの比率のほうが口に入れた時の
バランスがちょうど良いですよ。
鍋物の黄金比率
鍋物にも色々なものがありますが、
日本人だけではなく、
外国人旅行者にも人気が高いのがすき焼き。
すき焼きの場合、
醤油とみりんを1:2にすると良いですよ。
甘辛くすることによって、食も進みますよね。
ご飯にピッタリです。
和食のおかずの黄金比率
醤油:みりん:酒を1:1:1の割合で作ると良いのが、
豚の生姜焼きです。
豚の生姜焼きも、
白いご飯に合う人気のおかずですよね。
酒の効果で豚肉の臭みを取り除き、
柔らかくしてくれます。
酒の効果も侮れませんね!
きんぴらは醤油とみりんを1:2で作ると
バランスが良いです。
辛くなりすぎないことも大事ですよ。
醤油を多く入れ過ぎてしまうと、
塩分も高くなってしまうので、注意が必要です。
鶏のから揚げの黄金比率もありますよ。
醤油とみりんを1:1。
下味をつける時に、この割合で作ってみましょう。
今は様々な味がある鶏のから揚げですが、
この割合が基本なんですね。
たまにはきっちり計量してみませんか?
計量をするのが面倒という人もいますが、
料理の基本は計量です。
しっかりと計量することによって、
失敗知らずの料理を作れるんですよ。
計量せずに目分量で調理する人もいますが、
それはある程度、慣れている人です。
大体これくらいかな、
ということが自然に身に付いているのなら、
計量する必要はないでしょう。
でも、たまには基本に戻って、
黄金比率で計量して調理してみれば、
思いがけず絶品料理が完成するかもしれませんよ。
投稿者プロフィール
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千葉県在住、ガーデニング三昧の毎日を過ごしています。
毛玉取り機で毛玉を取るのが趣味♪
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